LITEにはじめるクラウド型マーケティングオートメーションツールxross data(クロスデータ、以下『xross data』)のバージョンアップ版を2015年3月2日より提供開始致しました。
xross dataは、キャンペーンマネジメントツールやプライベートDMPを導入する前のファーストステップマーケティングとして、まずは顧客をリスト化し、カート放棄ユーザーに対してのフォローメール配信など行動ログを組み合わせた効果の出やすい簡単な施策からデータベースマーケティングを試したい、そのようなニーズにマッチする新しいクラウド型サービスで、2014年8月の提供開始から多くのWebサイトに導入されています。
この度、xross dataのバージョンアップ版を提供開始するにあたり、以下に記す機能の提供を開始致します。
1)タグコントローラー
タグコントローラーは管理画面からxross dataのタグを制御することができるタグ管理機能です。
タグコントローラーを使うとサイトのコードを直接編集する必要がなく、xross dataの管理画面からJavaScriptタグを追加、更新できます。これによりエラーを減らせるほか、ウェブマスターにタグの変更依頼をする必要がなくなり、必要なタグを迅速にサイトに設定できるようになります。
タグコントローラーは主に以下の設定が可能です。
- URLやクエリパラメータのマッチ条件を指定したアクション通知設定
- クエリパラメータやURLのディレクトリ階層をカスタムパラメータとして通知する設定
- Googleアナリティクスで設定している変数を活用するプラグインの設定
- クロスドメイン計測の設定
- 独自のカスタムスクリプトの設定
例えば、xross dataのタグ(1行)をGoogleタグマネージャ(GTM)に設定するだけで、xross dataに関連するアクションやカスタムパラメータはxross dataの管理画面から行うことができるようになります。これによりGTMの管理権限を持たない担当者もxross dataのタグを自由に設定することが可能です。
2)集客レポート
集客レポートは、チャネル別の流入と成果、収益のみならず、商品閲覧やカート投入など通常アクションも同時にレポートし、且つレポートから顧客のリストを抽出します。
チャネル別レポート
レポート | 内容 |
サマリー | チャネル別の集客とアクション、収益をレポーティング |
自然検索 | 検索エンジン別、キーワード別の訪問とアクション、収益をレポーティング |
参照サイト |
参照カテゴリ別、参照サイトドメイン別の訪問とアクション、収益をレポーティング。 参照カテゴリはxross data独自のカテゴライズを実施。 |
ソーシャル | ソーシャル経由の集客とアクション、収益をレポーティング。 |
広告 |
広告パラメータ別の集客とアクション、収益をレポーティング。 既存で利用している計測用のクエリパラメータをそのまま活用することが可能。 複数のパラメータを利用していても、各パラメータ毎に集約してレポーティングすることができます。 |
レポート内容
- 顧客属性をセグメント条件にした検索。
- 流入数と購入率など二軸のグラフレポート。(軸は任意に設定可能)
- 各指標から顧客のリスト抽出。
- 表示項目のカスタマイズ。
チャネル別に測定ポイントで反応したユーザーをリスト生成して、次回施策のターゲットリストとして利用することができます。
セランでは、今後もxross data のバージョンアップや他社が提供するクラウドサービスと連携など、サービス利用者に付加価値の高いサービス提供を行っていく予定です。
本お知らせに関するお問合せ先
株式会社セラン xross dataサポートチーム TEL. 30-5289-9577 FAX. 03-5289-9578 E-mail. support[at]xdata.jp |