マーケティングオートメーション(MA)をうまく活用するためにはユーザーに合わせたタイミングでコミュニケーションを取ることが効果的です。
そのためにはセグメント設計をしっかりと行うことで、スコアリングや興味関心のある属性として分類しましょう。
今回はマーケティングオートメーションで利用することの多いセグメント設定一覧についてご紹介いたします。
目次
マーケティングオートメーションで利用するセグメントとは
マーケティングオートメーションは導入する企業の業界や業種によって必要とされる機能が異なります。
その中でも自社にとってどのようなユーザーがホットリードになるのか、LTVが高い優良顧客になるのかをセグメンテーションしておくことはどの業界でも共通して重要なポイントとなるでしょう。
xross dataの計測タグ、会員タグ、カスタムパラメータを使って作成されることの多いセグメントのサンプルを一覧でご紹介します。
訪問系セグメント例
1.初回訪問
2.訪問n回目(リピート訪問)
3.直近n日間で初めての訪問
4.直近n日間で複数回訪問
5.本日初めての訪問
6.1日で複数回訪問
7.最終訪問からn日間
8.初回訪問からn日以上経過
流入系セグメント例
1.メール/LINE/WEBプッシュ/SNS/QRコードからの流入
2.広告経由の流入(パラメータが必要)
3.オーガニック(自然検索)流入
4.参照サイト流入
5.ノーリファラーの流入
アクション系セグメント例
1.特定ページ閲覧(例えば価格表、口コミやお客様事例など)
2.同一商品ページをn回以上閲覧(商品IDやカテゴリIDなど商品属性でセグメント)
3.特定ページ離脱
4.会員登録完了
5.初回購入(商品IDやカテゴリIDなど商品属性でセグメント)
6.n回以上購入(商品IDやカテゴリIDなど商品属性でセグメント)
7.合計購入金額がn円以下/以上
8.最終購入日がn日以内
9.過去n日間購入なし
11.カートにアイテムが入ったまま(かご落ち)
12.お気に入り登録
13.購入フロー離脱
13.資料請求完了
14.トライアル請求完了
15.メール開封/未開封
16.LINE開封/未開封
17.サイト内検索(検索キーワードも)
属性系セグメント例
1.性別
2.年齢帯
3.誕生日
4.誕生月
5.都道府県
6.ポイント数
7.ポイント有効期限
8.お気に入りブランド
9.その他、自社DBで保有しているセグメント情報
データを溜めるのは早ければ早い方が良い
これらセグメントを掛け合わせてターゲットリストを抽出することがポイントとなりますが、マーケティングオートメーションに限らず、データ量により分析の精度向上、ひいてはセグメント抽出したリストの有効性向上につながりやすくなります。
弊社サービスのxross dataでは会員情報の取得がないゲストユーザー(アンノウンユーザー)の状態でもデータの取得とスコアリングを行うことが可能で、将来的に会員登録や問い合わせしてバイネームになったユーザーも、アンノウン時の行動データを過去に遡って紐づけることができます。
今回紹介したようなセグメント設計をできるだけ早いタイミングから行い、データを溜めてマーケティングの効果を高めていきましょう。