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効果的なメール配信時間とは?曜日、時間、年齢別に徹底解説【メールマガジン】

「メールマガジン(メルマガ)の配信時間が重要な理由は?」

「ターゲット別の効果的な配信時間は?」

「メールの配信時間を最適化するABテストの方法は?」

 

このような悩みや疑問を抱えていませんか?

 

メルマガで最終的なコンバージョンにつなげるためには、まずはメールの開封率を高める必要があります。

 

ただし、メールを受け取る顧客は性別や年齢、ライフスタイルなどが様々であるためターゲットを具体化し効果の高い時間帯にメールを配信することが重要です。

 

今回はメルマガの配信時間・時間帯について効果を高める方法についてご紹介いたします。

 

 

メールの配信時間が重要な理由

メールの配信時間が重要な理由は、メールの開封率を高めて最終的な売り上げや登録などにつなげるためです。

 

そもそもメルマガは自社商品の販促やキャンペーンの告知、規約情報の更新などを商品・サービスにある程度興味・関心を持ってくれている顧客に対して配信します。

 

具体的には商品を一度購入したり、問い合わせを行ったりした顧客に対してメールを受け取る「同意」を得て、初めてメール配信を行うことができるようになります。

 

しかし、一定数の興味・関心があるとはいえ、一方的に送られてくるメールを開封・クリックして目を通してくれるとは限りません。

 

そのためには顧客がメールを見やすい配信時間、曜日、配信内容などを工夫して、まず開封して閲覧してもらえるところからクリアすることが必要です。

 

例えば、30代の会社員に対するメール配信時間は仕事中を狙うよりも、朝の移動時間や昼間のランチタイム、帰宅後の夜寝る前の2〜3時間に対して送信した方が開封する余裕があるため、メールを確認し開いてもらえる可能性が高いと言われることが多いです。

 

メールマガジンの最適な配信時間とは

メールマガジンの最適な配信時間について「曜日別」、「時間別」、「ターゲット別」に見ていきましょう。

 

メールマガジンの配信時間【曜日別】

メールマガジンを配信するのに最適な曜日は、ノルウェーのCRM会社「Super Office」によれば「火曜日」が平均よりも開封率・クリック率が高く効果的であり、土曜日・日曜日の開封率・クリック率は下がる傾向にあることが分かっています。

 

 

参考:https://www.superoffice.com/blog/email-open-rates/

 

理由としては平日が勤務日で週末が休暇になっている社会人のライフスタイルによるものと考えられます。

 

休日は友人や家族と過ごすためメールを確認することが少なく、月曜日は土日に受信したメールの確認や週始めに溜まったタスクを処理しなければなりません。

 

火曜日に月曜日の仕事が落ち着くことでメールに目を通され、開封率が上がるとされています。

 

上記の結果をもとにすると土日月のメール配信は避けて、開封率が高かった火曜日にメールを配信するとより効果に期待できます。

 

ただ、平日はそこまで大きな違いではありませんのでご参考程度に考えた方が良いかもしれません。

 

メールマガジンの配信時間【時間別】

メールマガジンの効果的な配信時間は、BtoC向けですと一般的に21:00~24:00とされており、夜の時間帯は余暇を過ごす時間ですので、スマートフォンやパソコンを触りメールを確認する可能性があります。

 

ただし、1日の中でより効果的な時間帯に配信するためには、具体的なターゲット層を明確にしてメール配信を行う必要があります。

 

BtoBの場合にはお昼前後の時間帯が効果的であるとの結果が多く、夜遅い時間帯は業務時間外に当たる可能性もあるため控えた方が良いでしょう。

 

メールマガジンの配信時間【ターゲット別】

メールマガジンの配信時間を「会社員」、「学生」、「主婦」、「シニア層」で分類して見ていきましょう。

 

ターゲット 配信時間
会社員 平日朝8時前後の通勤時間、12〜13時の昼食時間、18時〜21時の帰宅時間、22〜23時の就寝前
主婦 家事などがひと段落ついた13時から15時、21時〜23時の就寝前
学生 21時以降(昼間は学業、その後はアルバイトや遊びに行くことが多いため)
シニア層 自宅にいるため8時から16時(夜になるに連れて開封率は下がる)

 

会社員向けのメール配信時間

会社員向けのメール配信時間は平日であれば「通勤時間」、「ランチタイム」、「帰宅時間」、「就寝前」の時間帯に開封率が上がるとされており、特に夜の時間帯の開封率が高い傾向にあります。

 

主婦向けのメール配信時間

主婦向けのメール配信時間は家事の合間の休憩時間でもあるランチの時間、夕食やお風呂を済ませた後の21〜23時の時間帯にメール配信を送ると効果的です。

 

一方で、朝は家事で特に忙しく、夕方〜夜はお子様のお迎えや面倒を見る必要があるなどメールを開封する時間がないため、この時間帯のメール配信は避けるようにしましょう。

 

学生向けのメール配信時間

学生が学校の授業を受けている日中の時間帯や学校終わりのアルバイトや友人と遊びに出かける時間帯はメールを開封してくれる可能性が低いため、学生向けのメール配信は21時以降の時間帯が効果的と言えます。

 

学生によっては日中授業がないこともあるので、日中でも良いかもしれません。

 

シニア層向けのメール配信時間

60代以降のシニア層は仕事を退職している方も多いため、余裕のある午前中にメールを開封し、メール配信時間が遅い時間帯になればなるほど効果が下がる傾向にあります。

 

また、週末は比較的メールの開封率が低い傾向にありますので、日中や夜の時間帯ではなく午前中に配信すると良いでしょう。

 

メールマガジンの配信頻度

 

メールの配信頻度は「日刊配信」「週間配信」「不定期配信」の3つが存在し、それぞれ目的に合わせて使い分ける必要があります。

 

日刊配信

日刊配信は毎日配信するメールであるため、「新規読者を獲得したい」、「リピーター向けに配信したい」という場合に利用します。

 

しかし、毎日配信することで総体的な開封率は下がり費用対効果も下がるため用途によっては使い分けましょう。

 

週間配信

週間配信は週1〜2程度で配信するため継続しやすく、適度な日数を開けて効果の高い曜日にメールを配信できるため費用対効果を高く運営できます。

 

決まった曜日の時間帯に送ることでユーザーにも覚えてもらいやすくなると思います。

 

不定期配信

不定期配信は不定期で配信するため手軽に運用しやすいものの、曜日や時間帯に対してABテスト行いつつ、メール配信の最適化を図ることが難しいため効果的なメール配信の運用とは言えません。

 

新商品・サービスのお知らせやセールなど、イベントがあった際に送るのが望ましいと思います。

 

メール配信の効果を最大化させるABテストのコツ

ABテストは、改善できる箇所の仮説を立てた上で複数のパターンを比較することでより効果の高いアプローチができるように分析することです。

 

例えば、「件名Aと件名Bのどちらのキャッチコピーが良いのか」「本文Aと本文Bとではどちらの文章がリンクのクリック率が高いのか」などを比較・分析していきます。

 

このようにメールマガジンの仮説検証を繰り返すことで長期的に効果を伸ばすことができます。また、メール配信でABテストを行う際には以下の4つに気をつけてください。

 

何を改善するための検証なのかを明確にする

PDCAは、改善対象を明確にして検証プランを作ってから実施することが重要です。

例えば、「メールの開封率」、「購入リンクのクリック率」などKPIを設けて検証を続けます。

 

改善点と仮説はセットで考える

改善点が件名であれば、何が原因で何をどう変えれば改善されるかの仮説を持って取り組みます。

 

ABテスト後の結果について検証する

仮説を立ててABテストを実施した後は、結果の良し悪しに限らずなぜそのような結果になったのかを分析して言語化できるところまで落とし込むようにしましょう。

 

同時に何箇所もテストしない

ABテストでは基本的に一箇所のみ変更して比較をしていきます。件名や本文など変更箇所を多くしてしまうと適切な仮説検証ができないためです。

 

一度決まったKPIを継続してチェックしていくことは重要ですが、プラン時には気づかなかった誤ったKPIが設定されていることが判明したら、途中でKPIを変更することも必要です。

 

自社にとって最適な配信時間を探そう

メールの配信時間は「曜日」、「時間」、「ターゲット層」に合わせて最適化するのが望ましいため、現在の運用に満足せずに定期的にABテストを行うことがおすすめです。

 

また、メールの内容によって最適な配信時間帯が異なる可能性もあるため、いくつかパターンを用意しておいても良いと思います。

 

同じコンテンツでも曜日や時間帯によって効果が変わる可能性もありますので、自社にとって最適な配信時間を探してみましょう。

 

xross dataは、メール件名や本文のABテスト機能があり、手軽にはじめることができます。

また、個々のユーザーが活動する(開封や流入)時間を狙って自動的に配信を実行するオート配信という独自の配信方法も提供しており、ワンクリックで通常のメルマガ配信を分割して配信することができます。

 

LINEなどSNSチャネルの配信が人気ですが、メールは今なお企業が保有するリストで重要な役割を担っています。

メールアドレスは大切な資産ですので、メルマガを効果的に運用されたい方は是非お問い合わせください。

 

 

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カテゴリー: マーケティング, マーケティングオートメーション, メール