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Xdata collectバージョンアップ

2013年08月20日(火)、Xdata collectのログ送信プログラム(モジュール、JavaScriptタグ)およびログの保存項目について以下のバージョンアップを行いました。

 

 

1.セッション状況の送信

 

セッションの新規 / リピートを自動判別してktr_rptパラメタでログを送信します。

0 : 新規セッション
1 : リピートセッション

 

このログ項目は新規に追加された標準パラメタの「セッション状況」フィールドに格納されます。

このバージョンアップにより、2013年7月26日に公開した、新規/リピート識別情報を取得するJavaScriptタグの拡張関数は必要なくなります。

 

 

2.顧客識別子の送信

 

タグ内で会員IDなどの顧客識別子をセットすると、その情報をcookieに保持して対象ユーザーがアクセスしている間、ログ送信時に顧客識別子を送信します。
これにより、Xdataで保存するログに顧客IDを紐付けて管理することが可能となります。

このログ項目は新規に追加された標準パラメタの「顧客ID」フィールドに格納されます。

これまでは、ログイン時にカスタムパラメタに格納して送信することで顧客IDとアクセスログの紐付けを実現していましたが、今回の対応により:

  1. 他のカスタムパラメタと区別して「顧客ID」を明確に扱うことができる。
  2. 一度顧客IDをセットするとセッション切れやブラウザが閉じられるまで顧客IDを送信し続けるため、顧客識別子を送信するためのタグの記述が1箇所で済む。
  3. Cookieで管理するため、Webアプリケーション側で操作が可能。

 

というメリットがあります。

 

尚、セッションタイムアウトが発生した場合やブラウザが閉じられた場合はcookieに保持された情報は破棄されます。

 

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3.JavaScripタグでページタイトルのログ送信

 

var __get_title_tag = 1;

上記を指定することで、ページタイトルをktr_ttlパラメタに格納してログ送信し、標準パラメタの「ページ名」フィールドに格納されます。

 

4.JavaScripタグで特定のGETパラメタをカスタムパラメタとしてログ送信

 

JavaScriptタグで、GETパラメタをカスタムパラメタとしてログ送信することができます。

 

__mobylog_send_params = [“送信したいパラメタ1”, “送信したいパラメタ2” ];

 

初期設定では、Google AnalyticsのURL生成ツールで生成される各種パラメタが設定されています。

 

var __mobylog_send_params = [“utm_source”,”utm_medium”,”utm_term”,”utm_content”,”utm_campaign”];

 

その他の解析ツールで生成されたパラメタがある場合、カンマ区切りで追加設定します。

これにより、様々な解析ツールで発行されたパラメタを、この設定に追加するだけでログに記録することが可能となるため、流入元の記録が容易になります。

尚、ここに設定されているパラメタは、カスタムパラメタ設定で初期登録されていないため、カスタムパラメタ設定画面で任意に追加設定する必要があります。

 

 

注意点)

 

今回のバージョンアップにより、JavaScriptタグの実装方法に変更が発生しました。

 

変更点

  1. JSタグの設定部と実行部にタグを分割
  2. 設定部で var __no_init = 1; を指定し、「_tag_mobylog.js」読み込み時にログ送信をしない
  3. 実行部で __push_beacon(__getURL()); を指定し、ログ送信を実行する

 

タグの詳細についてはJavaScriptタグの初期設定をご覧ください。

 

 

この記事に不明点がある場合はお問い合わせ頂けますようお願い致します。

 

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