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LINE公式アカウントの2021年アップデート情報を総まとめ

 

日本で広く利用されているメッセージアプリとして有名な「LINE」ですが、企業向けのビジネスアカウント「LINE公式アカウント」もLINEの普及とともに多くの企業での採用が増えています。

 

そこで今回は、2021年にLINE社より発表されたLINE公式アカウントに関する新機能や既存機能のアップデート情報など、最新情報をご紹介していきたいと思います。

LINE公式アカウントとは

「LINE公式アカウント」は、企業がLINE上で開設できるビジネスアカウントです。

店舗や企業の公式アカウントは、一般のユーザーアカウントと同様に友だち登録してくれたユーザーに対してメッセージを届けることができるほか、クーポン配布や会員証など他にも様々な機能が使えるサービスとなっています。

 

ご存知の通り、LINEはユーザー同⼠であれば国内外、通信キャリアを問わず、無料で⾳声・ビデオ通話・チャットが可能なコミュニケーションアプリです。

 

2021年6月に発表されたデータによると、LINEは2011年6⽉にサービスを開始して以来、世界230以上の国と地域で利⽤されています。

さらに、日本国内のMAU(月間アクティブユーザー)は8,900万⼈以上で、⽇本の⼈⼝の約70%以上をカバーしています。

サービス利用者の内訳をみてみると、性別の比率にほぼ偏りがなく、すべての年齢層で広く利用されていることも特徴です。

 

参考:https://www.linebiz.com/jp/download/

 

このように、LINEを利用するユーザーは相当数いることから、自社のLINE公式アカウントを登録してもらうことで、既存ユーザーとのエンゲージメント向上だけでなく、新規のユーザー獲得への効果も見込めることで今もなお高い注目を集めています。

 

LINE公式アカウントの2021年ニュースを振り返り

ここからは2021年のLINE公式アカウントに関するニュースの中でも要チェックなニュースを見ていきましょう。

 

ステップ配信

2021年2月からLINE公式アカウントからメッセージを配信する際に、ステップ配信を設定できるようになりました。

ステップ配信は設定した条件に合致する友だちに対して、LINE公式アカウントからメッセージを自動で配信する機能です。

 

条件には「友だち追加日からの経過日数」や「経路別」、「性別」、「年代」、「地域」、「OS」などの属性情報が設定可能です。

 

ステップ配信を活用して適切なタイミングで友だちの状況や属性に合ったメッセージを送ることで、購買促進のほか、アクティブ率の向上なども期待できます。

参考:LINE for business(2022年8月)『「ステップ配信」機能の基本と業種別のおすすめ設定を紹介』

参考:LINE for business(2021年2月)『LINE公式アカウントから「友だち」追加を開始条件に自動でメッセージを配信できる「ステップ配信」機能の提供を開始』

 

LINEコールをかけるためのURLやQRコードが発行可能に

ユーザーが店舗や企業に対してLINEコールを利用して電話をする際に、電話発信のためのURLやQRコードをLINE公式アカウントの管理画面から発行できるようになりました。

 

URLやQRコードを活用してLINEコールを利用できることをWebサイトやSNS、店舗で宣伝することで、ユーザーにLINEコールの利用を促すことができます。

 

急ぎの要件を通話で伝えたり、チャットだけではニュアンスが伝わりづらい内容を口頭で補足することができるため、サポート窓口の一つとしての利用することができます。

参考:LINE for business(2021年1月)『「LINEコール」にURLとQRコードの発行ができる新機能が追加』

 

LINEチラシとLINEクーポンが連携

「LINEチラシ」はLINEを通じて最新のチラシを届けることができるサービスです。

 

従来、チラシやDM(ダイレクトメール)はオフラインでの配布が中心でしたが、LINEチラシを活用することでユーザーの興味関心や生活エリアに合わせ、パーソナライズされたチラシや情報を発信することができます。

 

近年、小売企業では広告媒体として新聞折込チラシのリーチ力が弱まりつつある中、LINEチラシのサービス開始以降、ドラッグストアチェーンやスーパーマーケット、家電量販店などの小売店を中心に利用が多くなっています。

 

さらに、昨年アップデートされたLINEクーポンとの連携機能により、LINEチラシのサービスを利用しているLINE公式アカウントはクーポン情報をLINEチラシ上でも掲載できるようになりました。

 

LINEチラシとLINEクーポンの機能連携が実現されたことで、LINEチラシのユーザー利用率を見込めるだけでなく、ユーザーにとっても多くのメリットが見込めます。

参考:LINE for business(2021年12月)『LINEのデジタルチラシ「LINEチラシ」、新たにLINEのクーポンサービス「LINEクーポン」との連携を開始』

 

LINEで接客ができるLINE STAFF STARTの提供開始

「LINE STAFF START」はスタッフがユーザーとLINEで直接コミュニケーションが図れるサービスです。

 

バニッシュ・スタンダート社の提供する店舗スタッフの接客をDXするアプリケーションサービス「STAFF START」の機能を活用することで、LINE公式アカウントを通じて商品やコーディネート、キャンペーンなどの情報発信、チャットによるオンライン接客などの顧客とのコミュニケーションを活発にできるようになります。

 

また、スタッフの個人売上を可視化することも可能となるため、スタッフのモチベーション向上に繋がることも期待されます。

 

今日では、アパレルやコスメ、家電量販店、家具・インテリアなどを中心にサービス導入、店舗スタッフによる活用が進んでいます。

参考:LINE for business(2021年11月)『LINE、新サービス「LINE STAFF START」の本格提供を開始 さまざまな業種・業界の企業・ブランドへの導入、店舗スタッフによる活用が決定』

 

タイムラインがLINE VOOMへ

2021年11月よりタイムラインのサービス名、ロゴ、デザイン、コンテンツなど全面的にリニューアルされ、動画を中心としたコンテンツプラットフォームである「LINE VOOM」として生まれ変わりました。

 

LINE VOOMでは、投稿を見たユーザーが気軽に「いいね」などのアクションをしたり、コメントできる機能が備わっています。

 

さらに、企業側もユーザーが投稿したコメントに対して返信ができるため、これまでよりもユーザーと気軽にコミュニケーションがとれる機能になっています。

 

また、LINE VOOMではユーザーに投稿内容をシェアしてもらうと、つながっている友人や家族などにも投稿が表示されますので、フォロワーを介して、LINE公式アカウントの友だち以外にも情報を広げることができることも特徴の一つです。

参考:LINE for business(2021年11月)『「タイムライン」リニューアルのお知らせ』

 

「LINEで応募」でNFTを活用したデジタル景品の配布も可能に

従来、「LINEで応募」の景品はLINEポイントが主流でしたが、LINE社が提供を開始した「LINE Blockchain」を利用してNFTを使ったデジタル景品も提供できるようになりました。

 

NFTの仕組みを活用することで、デジタル商品を景品にする場合でも複製されずにユーザーへ唯一無二の景品を届けられます。

 

既に、CDG社やアサヒ飲料社などが「LINEで応募」の景品としてNFTを利用したデジタル景品を採用しています。

参考:LINE for business(2021年8月)『LINEのキャンペーンプラットフォーム「LINEで応募」、 NFTを活用した新たなデジタル景品の実証実験を開始』

 

2022年もLINE公式アカウントの新機能や新着情報に注目

今回は2021年にあったLINE公式アカウントの代表的なニュースをご紹介させていただきました。紹介した情報の他にもLINEについては様々なニュースが発表されていますので、気になる方はぜひチェックしていただければと思います。

 

LINEの国内外での成長に比例して、ビジネス面でもLINE公式アカウントの利用やアップデートは加速度的に進んでいます。

 

今後実装される新機能やマーケティング事例が増えることで、SNSを使ったマーケティングトレンドも変化していくことが予想されますので、2022年も引き続き目が離せませんね。

 

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カテゴリー: LINE, マーケティング