アクセス解析の1歩先を体験しましょう

無料トライアル | すべての機能を30日間ご利用頂けます。

利用規約個人情報の取り扱いに同意頂いた方のみトライアル申込をお願いします。

配信停止を減らすためのメールマーケティングポイント

企業のWebマーケティングの手法として最も広く使われているのが「メール配信」です。

 

日々メールマーケティングを運用していくなかで新規のメール会員が増える一方で、配信停止を希望するユーザー数が高止まりして悩んでいる会社も多いのでは無いでしょうか。

 

そこで今回は、メールマーケティングの配信停止を減らすために気をつけておきたいポイントをご紹介いたします。

メール配信停止となる原因とは

新規メール購読者が増えていても、同じくらい配信停止ユーザーが増加している場合は、メールマーケティングの施策効果を高めていくのは困難です。

 

では、なぜメール配信停止が起きてしまうのか考えられる理由を挙げてみましょう。

 

メール配信の頻度が高い

ベンチマークジャパン社によると、仕事用メールアドレスのメルマガ登録数は「1位:1〜5通/人」、プライベート用メールアドレスのメルマガ登録数は「1位:21通以上/人」という結果が発表されています。

 

参考:PR TIMES(2021年6月)「約7割がメルマガを受信していると回答、ベンチマークジャパンが調査 メルマガは今、どう読まれているのか? 〜日本のメルマガ購読調査 2021〜」

 

上記の結果のように、読み手は日々多くの企業から届くメールを受け取っているため開封をしないユーザーも多く、あまりにも配信回数や頻度が高いと迷惑に感じて配信停止をする可能性も高まります。

 

迷惑な時間帯にメールを送ってしまう

メールを配信する際には、「配信時間」にも注意が必要です。

 

特に夜間や早朝の時間帯は多くの人が寝ている時間になりますので、睡眠の妨害になるような時間帯に配信を行うとメールを受け取ったユーザーは不快感を抱き配信停止に進んでしまう可能性が高まります。

 

受取人が求めている情報がなく、役に立たないコンテンツ

メールを送るユーザーには商品やサービスを購入した人、メルマガだけ登録している人、BtoBであれば名刺を交換した人などがいます。

 

このように企業のハウスリストには様々なユーザーがいる中で、ユーザーが求めている情報ではなくニーズをはき違えたコンテンツを送ってしまっている場合にはメール購読を停止するユーザーが増えていく原因となります。

 

メールが読みにくい

メールの内容が良くてもコンテンツが読みにくいメールでは、メールを開封したユーザーも内容を確認せずに離脱してしまう恐れが高くなります。

 

読み手が見辛く感じる理由としては、HTMLメールのレイアウト崩れや一文が長すぎるなど、配信前に確認することで防ぐことができる要因が多く散見されます。

 

スパムメールのようなタイトルや内容

近年ではスパムメールやフィッシングメールが多くなっているため、タイトルや内容など不審がられるようなメールの場合にはすぐに配信停止に進んでしまうユーザーが増えるだけではなく、メール開封がされなかったり、場合によっては迷惑メールボックスに振り分けられて気付かれないこともあり得ます。

 

また、誤字やリンクミスが多いメールはスパムメールやフィッシングメールと間違えられるばかりか、会社の信頼性の低下に繋がる可能性があります。

 

メール配信停止を減らすためのポイント

ここまでメール配信停止となる原因を挙げて確認していきましたが、次は、上記の内容を踏まえてメール配信停止対策のポイントを見ていきましょう。

 

配信頻度を見直す

まず最初に行いたいのが配信頻度の確認です。

 

「効果を高めたい」、「たくさんの情報を届けたい」と思うあまりに、配信過多になっていませんか?

 

改めて受け取り側の気持ちになってみて配信頻度を見直してみましょう。

 

配信回数自体が減っても、1通あたりのコンテンツ作成に時間をかけることでより良いコンテンツを配信でき、効果も高まるかもしれません。

 

メルマガ配信だけなら運用担当者で配信頻度を調整できますが、サイト行動履歴を元にパーソナライズメールをツールで自動配信する場合はあまりに配信頻度が高くならないように、頻度を制御できるツールを選んで設定するようにしましょう。

 

コンテンツの見直し

次に、ユーザーにとって役に立つ、興味のあるコンテンツになっているか見直してみましょう。

 

開封率やCTRなどのKPIを各メール施策ごとに取っている企業が多いと思いますが、合わせてメール配信停止数のデータも確認してみるのがおすすめです。

 

メール配信停止に繋がるようなコンテンツが存在している場合にはコンテンツの見直しや、そもそも配信テーマから外すことも視野に入れることができるでしょう。

 

パーソナライズされたメールを送る

メルマガなどの一斉配信を行う場合には、配信対象となる全ユーザーにとって役に立つ情報を届けることが「質の良いメルマガ」とされていますが、さらに効果を高めていきたい場合にはユーザーごとにパーソナライズされたメールを送ることも効果的です。

 

例えば、コンテンツ内にユーザーの氏名を加えてみたり、「お誕生日メール」や「購買履歴を元にしたレコメンドメール」、「サイト訪問履歴を元にしたリテンションメール」など、一人ひとりに合わせたコンテンツを最適なタイミングで送ることでパーソナライズされた情報を届けることができます。

 

メール配信システムだけでは対応出来ないかもしれませんが、弊社サービス「HIRAMEKI XD」のようなマーケティングオートメーションツール(MAツール)を導入することで簡単に対応が可能です。

 

デザイン、レイアウトを見直す

HTMLメールの場合にはデザイン崩れや見易いレイアウトになっているか、PCだけではなくタブレットやスマホなど複数の端末からコンテンツの表示を確認してみましょう。

 

ユーザーをWebサイトに誘導したいポイントでは、ボタンやURLなどクリック箇所が目立つようになっているかどうかも重要です。

また、テキストメールは適切な箇所で改行をすること、文章は1文あたりを長すぎないように気を付けてみましょう。

 

文章が長すぎたり、改行が少なすぎるメールは詰まって見えてしまうため、読みづらくパッと見てメールから離脱してしまう方が少なくありません。

 

商品・サービスの詳細などは文章が長くなりがちなコンテンツですので、メール本文ではなくリンクの遷移先ページやWebサイトで紹介した方がユーザビリティは高まるのではないでしょうか。

 

ニーズに応じたコンテンツとシナリオ作りを行おう

メールマーケティングは昔からある手法ですが、今でも多くの企業が採用している鉄板マーケティング手法です。

 

そのため、読み手は1日に複数の企業から大量にメールを受信していますので、不要なメールは配信停止し、なるべく受信数を減らしたいと考えるのは当然のことです。

 

このような状況下だからこそ、従来通りにメール配信を運用するのではなく読み手が求めている情報をより緻密に把握し、ニーズに応じたコンテンツとシナリオを作ることが今まで以上にメールマーケティングの担当者に求められていると言えるでしょう。

 

同じ担当者の方がメールを送り続けるとコンテンツも似たものになってしまう傾向があるため、できれば複数人で対応して少しずつ改善していくのもおすすめです。

 

一斉配信だけではなく、次のステップとしてMAツールを利用したパーソナライズされたメールマーケティングを行うことも是非チャレンジしてみてください。

 

サービスへの問い合わせ

 

カテゴリー: マーケティング, メール