ログのリアルタイムチェック機能をリリースしました。
リアルタイムチェックは、サイトにcollectのタグを設置した後に、アクセスログやイベントログ、カスタムパラメタの送信を確認する際に活用できる機能です。
目次
リアルタイムログチェック画面
リアルタイム機能の詳細な使い方はこちら。
これまでcollectのタグでログ送信すると、送信結果はcollect上にログが保存される2時間後まで確認できず、例えばイベント通知やカスタムパラメタの通知を実装した場合、トライ&エラーでログを逐一確認することができませんでした。
リアルタイムログチェックを利用すると、上図のようにcollectに通知されたログの詳細情報をWeb画面で即座に確認することができます。
フィルター機能も搭載
リアルタイムログチェック機能は各種パラメタでフィルタリングすることができます。
アクセス数が多いサイトでも、フィルター機能を利用すれば、自分が実施するアクセステストだけをリアルタイムで確認することができます。
クイックスタートでタグの設置方法を分かりやすく
また、リアルタイムチェック機能の確認用にクイックスタートを用意しました。
クイックスタートでは、ログ送信用のサンプルHTMLを提供しています。
サンプルHTMLをXdataのサイトに設置していますので参考にしてください。
※このサンプルHTMLは弊社で管理するサイトIDでログ送信するように設定されています。
クイックスタート画面からサンプルHTMLをダウンロードし、ご自分が管理するサーバにHTMLファイルをアップロードしてアクセスすると、リアルタイムログチェック機能を使って簡単にログ送信を確認することができます。
サンプルHTMLでは、ログ通知確認用のログ送信の確認方法として、以下の3つを用意しています。
- ページにアクセスした時のログを「ページ」ログとして出力する。
- ボタンやリンクをクリックした時のログを「イベント」ログとして出力する。
- サイト内検索用フォームに入力された検索キーワードと選択されたカテゴリを出力する。
サンプルHTMLに記載の内容に従うと以下のようにリアルタイムログチェック機能でログを確認することができます。
1.ページにアクセスした時のログ
アクセス時にタグにより「ページ」としてログが送信されます。
送信時にカスタムパラメタを配列に格納しているため、詳細を見るとカスタムパラメタも送信されます。
2.ボタンをクリックした時のログ
ボタンクリック時にonClickイベントでタグが用意する関数を使うことにより「イベント」としてログが送信されます。
collectではイベントとイベントカテゴリを格納するフィールドが標準で用意されていますので、どのページでどのイベントが発生したかを保存することができます。
また、イベント送信時にカスタムパラメタを上書きして、1とは別のカスタムパラメタとして送信することも可能です。
※Google Analyticsでイベントの計測設定をしている場合、Google Analyticsが用意する関数とcollectが用意する関数の共存は動作確認済みです。この説明は後日します。
3.サイト内検索が実行された時のログ
サイト内検索ボックスがある場合、検索ボタンクリック時にonClickイベントでタグが用意する関数を使うことによりサイト内検索のキーワードとカテゴリを送信することができます。
collectではサイト内検索キーワードとカテゴリを格納するフィールドが標準で用意されていますので、どのページでどのキーワードで検索されたかを保存することができます。
※Googleのサイト内検索を利用している場合でも、collectに入力された検索キーワードを通知することができます。この説明は後日します。
リアルタイムログチェック機能とサンプルHTMLを活用して、collectのログ送信を体験ください。
■関連記事(2013/06/18追記)
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