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自動ログ送信用モジュールをバージョンアップ

MOBYLOGをご利用のお客様をはじめ、多くのサイトに導入されている自動ログ送信用モジュールをバージョンアップしました。

 

今回のバージョンアップでは、Socket通信周りの機能拡張が施されています。

 

追加された機能は以下の通りです。

 

 

KtrackSendInternalParams

KtrackSendInternalParamsは、特定の パラメタを指定すると、対象のパラメタがGETもしくはPOSTリクエストで取得できた時にJavaScriptのタグを貼り付けずにSocket 通信を実行する設定項目です。

JavaScriptタグの場合、スクリプトを切っているブラウザであったり、ネット環境による遅延等でタイミングによってはログが送信されないケースがあります。

モジュールの場合、インストールされているサーバとcollectのログ受信サーバ間でSocket通信を実行してログを書き込みするため、上記のような制約を受けることがありません。

コンバージョンログなど、決して落としてはならないログを送信する場合にSocket通信は有効です。

Socket通信用の設定項目は他にも用意されていますが、

 

コンバージョン時だけSocket通信でログ送信したいが、コンバージョンの判定が特定のパラメタが指定されていることで判別している

 

といったサイトの場合、Socket通信でログ送信することができないケースがあります。

このような状況を解消するために活用できるディレクティブとなります。

 

ディレクティブの引数には、①key=valueと②keyを指定することができ、スペース区切りで複数指定にも対応しています。

①key=valueで設定する場合、valueには正規表現を利用できるので、様々なケースに活用いただけるかと思います。

 

 

KtrackMeasureAllRedirectStatus

これまで、モジュールが処理対象とするHTTPステータスコードは「200」「302」「307」の3でしたが、「301」や「303」でリダイレクトするサイトがあり、それに対応するために用意したディレクティブです。

このディレクティブを設定しておくと、「301」や「303」でもログ送信処理を実行します。

尚、リダイレクトページのログ送信は、KtrackRDTrackingURLが指定されており且つ設定したURLにマッチしたURLの場合のみとなります。

 

 

HTMLのコメントタグで強制的にSocket通信する方法

モジュールの設定ファイル(ktrack.conf)で予め決めたルールに従ってSocket通信を制御する方法以外に、HTMLソース内でSocket通信の実行を制御することが可能となりました。

 

指定方法はとても簡単で、HTMLソース内にコメントタグで以下のコードを追加するだけです。

 

<!--
__@@START_MOBYLOG_APPEND_PARAMETER@@__
INTENAL_SEND=1
__@@END_MOBYLOG_APPEND_PARAMETER@@__
-->

 

モジュールは上記コメントタグがHTMLソース内に存在する場合、ktrack.confの設定に関わらず、強制的にSocket通信を実行します。

 

HTMLを変更するだけでSocket通信を制御できるので、モジュールの設定変更手続きに時間やコストが掛かる場合に手っ取り早く使える便利な機能です。

 

 

 

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