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Shopify Japanの2022年ニュースを振り返り

 

世界で最も利用されているECサイト構築サービス「Shopify(ショッピファイ)」が日本でも注目されています。

 

今回はECサイト構築のShopify Japanの2022年ニュースについて解説いたします。

Shopify(ショッピファイ)とは

Shopifyは世界170カ国以上、100万店舗以上のストアで利用されている世界最大のECプラットフォームです。

 

Shopifyは、2004年にカナダで創業したオタワに拠点を置くShopify社(Shopify Inc.)が運営しており、ECビジネスの立ち上げから運営、成長に必要なすべてのEコマース機能とPOS機能を1つのプラットフォームで提供しています。

 

2017年には50万店舗だったストア数も、2023年1月現在で100万店舗を超えるなど急成長を遂げています。

 

グローバルでの流通総額は4,440億USドル(約50兆円)を超えており、アメリカのEC売上の10%を占めるなど、さらに今後も増加していくことが見込まれています。

 

Shopify Japanの2022年ニュースを振り返り

ここからはShopify Japanの2022年ニュースの中でも注目したいニュースについて見ていきましょう。

 

2021年のShopify 成長率を発表

Shopifyが日本市場に参入してから約4年経ち、Shopify Japanの2021年の成長率はグローバルの中でも高く、2020年比73.9%増という結果になったようです。

 

【2021年日本市場での成長】

  • 日本のマーチャントが66億ドル(約7,243憶円)の経済効果に貢献(前年比73.9%増)
  • 日本のマーチャントが57,800人の雇用を創出に貢献(前年比44.1%増)

 

【2021年グローバルでの成長】

  • 世界全体のマーチャントを500万人の雇用創出に貢献
  • 2021年度にShopifyを利用するマーチャントによって4440億ドル(約48.7兆円)の前年比45%増の経済効果に貢献
  • 越境ECによる売上は、250億ドル(約2.7兆円)以上を達成。このうち、個人または小規模企業は110億ドル(約1.2兆円)の売上を達成
  • 新興国のマーチャントが生み出した収益は65億ドル(約7,133億円)にのぼりました。

※利益、労働収入、税収を含めて経済効果を算出。

 

参考:Shopify 2021年 世界経済に与えたインパクトを発表~日本のマーチャント(事業者)は、5万人以上の雇用創出と66億ドル(約7243憶円)の経済効果に貢献~

 

ShopifyとPinterestの提携が拡大

ShopifyはPinterestとの提携をさらに27カ国の市場で拡大し、日本でもPinterestを連携し、販売事業者の登録承認することで広告出稿ができるようになりました。

 

これにより、世界中のShopifyのマーチャントはPinterestチャネルアプリを利用することで、Shopifyで商品を登録するとプロダクトピンを作成し、Pinterestの月間4.5億人のユーザーにリーチが可能となります。

 

Pinterestチャネルアプリを上手く活用していくことで、Pinterestが独自のアルゴリズムでユーザーに適したピンを表示するような機能を持っている特徴を活用してユーザー一人ひとりに最適なマーケティングキャンペーンを自動的に構築できるようになります。

 

Pinterestユーザーは一般的に購買意欲が高く、毎週Pinterestを利用するユーザーの83%が、「Pinterest上で見たブランドのコンテンツをきっかけに購入をしたことがある」と回答しているそうです。

参照:ShopifyとPinterestの提携が拡大し、日本での広告出稿も可能に。

 

Shopify Audiencesの登場

Shopify Plus、且つShopifyペイメントを利用しているマーチャント向けに広告パフォーマンスを向上させるためのShopifyアプリ「Shopify Audiences」が2022年6月に登場しました。

 

デジタル広告で新規顧客を獲得することは以前よりも難しくなっていると感じている方も多いのではないでしょうか。

 

Shopify Audiencesを使えば潜在顧客がShopify独自の分析とマーチャントのネットワークを活用して、自社の商品を探している購入者を特定できるので、将来の優良顧客を見つけることができます。

 

関心の高いオーディエンスを作成し、現在はFacebookとInstagramの広告プラットフォームで利用可能です。

 

参考:Shopify提供アプリ 新規顧客開拓に役立つShopify Audiences

 

Shopify Marketsのリリース

Shopify Marketsを使えば、国際的な販売の簡素化や新市場への参入、グローバル販売促進するための最適化を管理画面から簡単に行えます。

 

市場に合わせて言語や価格を最適化すると購入体験が向上し、海外でのコンバージョン率を最大で40%向上させることもできます。

 

期待できるポイント

  • 国や地域別の価格表とドメイン作成
  • 各市場の現地通貨と言語での販売
  • チェックアウト時に関税と輸入税を徴収

 

さらに今後も「商品カタログのカスタマイズ機能」や「在庫管理・フルフィルメント管理」などのアップデートを予定されています。

 

参考:Shopify Markets:越境ECに必要な全てがここに

 

Shopify Partner of the Year 2022 受賞者の発表

Shopify Partner of the Year とは、毎年Shopifyパートナーとして高い実績と評価を持つ企業に贈られる賞のことです。

 

Shopifyパートナーは日本国内で数千社以上がおり、様々な領域においてソリューションの開発やサービスの提供を通じて、日々事業者(マーチャント)のビジネスをサポートしています。

 

パートナーには、「エージェンシーパートナー(ストア構築パートナー)」、「アプリ開発パートナー」、「テーマ開発パートナー」、「アフィリエイトパートナー」の4種類があり、それぞれECサイトの制作やアプリ開発、サイトのデザインのカスタマイズ、アフィリエイトとして紹介する事業を行っています。

 

今回は「エージェンシーパートナー」と「アプリ開発パートナー」を対象に、本年度最も多くの事業者を支援し、コミュニティに影響を与え、活躍したShopifyパートナーを表彰しました。

 

【エージェントパートナー部門】

  • Plus Partner of the Year    : トランスコスモス株式会社
  • Best Agency of the Year    : 株式会社TwoGate
  • Retail Partner of the Year : 株式会社アパレルウェブ

 

【アプリ開発部門】

  • Shopify Plus App Developer of the Year : 株式会社Appify Technologies
  • Fast-Growing App Developer of the Year : AnyReach株式会社
  • Ecosystem App Developer of the Year : 株式会社リワイヤ

 

参考:Shopify Partner of the Year 2022 受賞者の発表

 

後払いの強化

Shopifyでは、2022年9月13日〜11月30日の間Shopify経由で新規にGMO後払いをお申込みの加盟店の決済手数料が4か月間無料になるお得なキャンペーンを実施していました。

 

実際にユーザーインタビューを通して、購入者が後払いを選択する理由としては以下のような点が影響していることがわかっているようです。

 

  • 初めて利用するECサイトでは、商材を手元で確認してから支払いたい
  • 初めて目にするECサイトにいきなりクレジットカード情報を登録するのには抵抗がある
  • 通勤通学時にスマホで決済画面まで行きついたが、バスや電車の中でクレジットカードを出したくない

 

後払い決済は決済手段の中では唯一、初回利用率が2回目以降より高く、全体の決済手段の約2割を占めています。

 

参考:【4カ月無料キャンペーン】Shopify経由でGMO後払いにお申込みで決済手数料が4カ月間無料

 

今年もShopify Japanの動きに注目

2022年の代表的なニュースをご紹介させていただきましたが、この他にも様々なニュースがあるので気になる方は調べていただけたらと思います。

 

Shopifyは世界的にも成長しており、日本ではグローバル平均を上回る成長を見せています。

 

今後もShopify Japanの動きに注目して見ていきたいと思います。
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カテゴリー: EC, shopify