セラン、LITEにはじめるマーケティングオートメーションツール
『xross data』のバージョンアップ版を提供開始
株式会社セラン(東京都千代田区、代表取締役 佐々木 孝司、以下『セラン』)は、LITEにはじめるクラウド型マーケティングオートメーションツールxross data(クロスデータ、以下『xross data』)のバージョンアップ版を2016年6月20日より提供開始しましたので発表致します。
xross dataは、キャンペーンマネジメントツールやプライベートDMPを導入する前のファーストステップマーケティングとして、カート放棄リターゲティングや商品閲覧リマインド、会員登録後未購入のユーザーに対するフォローなど、行動ログを組み合わせた効果の出やすい簡単な施策からデータベースマーケティングを試したい、そのようなニーズにマッチするクラウド型サービスで、2014年8月の提供開始から多くのWebサイトに導入されています。
この度、xross dataのバージョンアップ版を提供開始するにあたり、以下に記す機能の提供を開始致します。
1)顧客ポートフォリオ分析
購入履歴から新規、育成、成長、急伸、優良の5つのステージとActive(現役)、Passive(離脱)のステータスに会員を分類して、自社サイトの事実を把握できるレポートを提供します。
出展:リピーターになる時期は予測できる(ビジネス社出版)
レポートは、分析に必要な機能を備え且つ高いユーザービリティで簡単に使えるように仕上げています。
① 視認性の高いレポート
数値情報だけでなく、各ステージ状況のバブルチャート、ステージ間遷移率やステージ別売上金額を時系列のグラフでレポートします。これまでBIツールを駆使してレポート作成していた作業は必要ありません。xross dataにログインすれば、常に最新の顧客ポートフォリオが確認できます。
② ステージ別の会員リストの抽出
各ステージに分類されたユーザーをその場でリスト抽出可能です。担当部門にリスト抽出を依頼したり、SQLを実行するなどの手間は必要ありません。
各ステージの数字をクリックしてリスト生成およびユーザー一覧画面でリストの確認もできます。
③ 直近30日間の訪問状況
Activeステージに分類された会員でも、サイトに訪問していなければ離脱候補になり得ます。逆にPassiveステージの会員で訪問していれば、Activeステージに復活する可能性があります。訪問状況を確認すれば次の一手が見えてきます。
各ステージに分類された会員の、直近のサイト訪問状況を訪問有りと無しで確認することができます。
④ 離脱候補者
今後1〜4週間以内にActiveステージからPassiveステージに離脱する可能性のある会員をリストアップします。
⑤ セグメントの設定
各ステージおよびステータス、訪問状況や離脱候補は、セグメントの条件として設定することができます。例えば、成長ステージの離脱候補者にフォローメールを配信するように設定しておけば、毎日決まった時間にその日に離脱候補となった会員に対して自動的にメールを配信することが簡単に実現します。
⑥ 自由度の高い設定
各ステージの遷移期間やActiveからPassiveの離脱期間、成長ステージから優良ステージへ遷移するための累計売上金額の閾値は任意に設定可能です。これにより、自社サイトのビジネスにマッチした自由度の高いレポートを作ることができます。
⑦ 購入履歴インポート
顧客ポートフォリオ機能リリースに平行して、過去の購買データインポート機能を提供開始します。過去の購買データをインポートすることで、xross data導入前に遡って顧客ポートフォリオを生成します。
また、購入履歴のインポートはAPIを用意しています。毎日購入履歴をインポートすることで、自社サイトの購入履歴データベースと一致した正確な分析が可能となります。
2)商品ランキング
これまでの商品の相関分析機能に加え、商品閲覧、カート投入、購入ランキングレポートを提供します。
閲覧およびカート投入ランキングでは、購入転換率を確認することができるため、例えばカート投入後に購入率の高い商品を特定し、商品情報を使った施策に役立てることができます。
この他にも設定機能やデータダウンロード仕様の追加など、ブラッシュアップをしています。
セランでは、今後もxross data のバージョンアップや他社が提供するクラウドサービスと連携など、サービス利用者に付加価値の高いサービス提供を行っていく予定です。
提供形態/販売価格
初期費用 50,000円(税抜)
月額費用 40,000円(税抜)〜。
月額費用は、xross dataで管理する会員数および月間のMAUPにより料金を算出します。
MAUP(アクティブプロファイル)とは
xross dataでは、プロファイルという概念でユーザーを識別します。ユーザーが複数デバイスを利用しても、会員IDなどの顧客識別子で統合された場合は1プロファイルとして識別します。よって、複数デバイスでアクセスしていても、1アクティブプロファイルユーザーとしてカウントします。
会員数とは
会員IDが紐付いたプロファイルの数を言います。つまり、会員IDが紐付かないAnonymousユーザーは、会員数の課金対象に含まれません。
以上