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2021年のShopify Japanニュースを総振り返り

ECサイト構築プラットフォームのなかでも、世界中から利用者が集まる「Shopify(ショッピファイ)」ですが、近年では日本でも注目が高まっています。

 

今回は、そんな脚光を浴びているShopify Japanから2021年に発表されたニュースをピックアップして紹介していきます。

Shopify(ショッピファイ)とは

Shopifyは世界175カ国、100万店舗以上のストアで利用されている世界最大級のEC構築プラットフォームです。

 

Shopifyは2004年にカナダで創業され、オタワに拠点を置くShopify社(Shopify Inc.)が運営しており、ECビジネスの立ち上げから運営、成長に必要なすべてのEコマース機能とPOS機能を1つのプラットフォームで提供しています。

 

2017年には50万店舗だったストア数も、2019年12月には100万店舗を超えるなど急成長を遂げています。

 

グローバルでの流通総額は2020年時点で2,000億USドル(約20兆円)を超えており、さらに今後も増加していくことが見込まれています。

 

Shopify Japanの2021年ニュースを振り返り

ここからは、Shopify Japanから2021年に発表されたニュースの中でも「特に注目されたニュース」について見ていきましょう。

 

2020年のShopify 成長率を発表

2021年2月には2020年のShopify成長率が発表されました。

Shopify Japanの2020年の成長率はグローバルの中でも高く、2019年比323%増という結果になりました。

 

2020年日本市場での成長

  • 流通総額(GMV)は2019年比323%増で成長率は、他国に比べても高い
  • 国内だけでも前年比228%増の新規出店数の伸び率は、他のマーケットの中でも上位

 

2020年グローバルでの成長

  • Shopifyを利用する事業者(マーチャント)は、世界で1,700,000以上
  • Shopify Plusを利用する事業者(マーチャント)は、世界で10,000以上
  • 2020年の流通総額(GMV) 約12兆円 ($120Billion)
  • 世界中で4億5700万人近くの消費者がShopifyを通して商品を購入(2019年比52%増)

 

参考:PR Times(2021年2月)『2020年のShopify 成長率を発表国内 GMV(流通総額)は323%の成長率』

 

ShopifyとTikTokが日本での提携を発表

2021年2月には、近年注目が集まるSNSの中でも若年層に人気のあるTikTokと連携することが発表されました。

 

TikTokとの連携が可能になったことで、ShopifyアカウントとTikTok For Businessを連携させ、幅広いターゲットに広告を出稿することができるようになりました。

参考:PR Times(2021年2月)『ShopifyとTikTokが日本での提携を発表 Shopifyの管理画面からTikTokへの広告出稿が可能に』

 

Shopifyが2020年で世界経済に与えたインパクトレポート

2021年4月に発表された監査法人デロイトへの委託に基づくShopifyの年次レポートによると、2020年にShopifyを通じたビジネスは、日本で4,100億円以上(39億ドル)の経済効果と4万人以上の雇用創出に貢献しました。

 

近年、日本でもShopifyマーチャントが増えており、今後も大きなインパクトが見込まれます。

参考:PR Times(2021年4月)『Shopify 2020年 世界経済に与えたインパクトレポートを発表 ~日本ではShopifyのビジネスを通して、4万人以上の雇用創出と39億ドル(約4,100憶円)の経済効果に貢献~』

 

 

オンラインストア2.0のコンセプト

2021年6月に開催されたShopify Unite2021では「オンラインストア2.0」という新コンセプトが発表されました。

参考:Shopifyブログ(2021年7月)『【徹底解説】Shopify Unite 2021で発表した内容』

 

オンラインストア2.0とは、新しい機能と機能改善のコンビネーションで、ストアのカスタマイズの可能性を劇的に拡張することを指しています。

 

例えば、ストアのレイアウトとデザインのコントロールがこれまで以上に簡単になり、より多くのデータにアクセスする自由性が拡大することで利便性がさらに向上します。

 

また、システムに詳しくない方でも簡単に利用できるように、ストアのカスタマイズをプログラミングコードなしでもできるようになります。

 

新しいテーマの「Dawn」も発表されており、画像を中心とした商品ページ、美しい商品グリッド、スマートなカラーシステムなどを考慮して作られています。

参考:Shopify developer:「Dawnについて」

 

Shopifyアプリストアにおける年間収益100万ドルまでは手数料が0%に

2021年6月に開催されたShopify Unite2021では、Shopifyアプリストアでアプリを提供するアプリデベロッパーは1年ごとの収益が100万ドル(USD)未満の場合、販売手数料を支払う必要がなくなることも発表されました。

 

さらにこの収益金額は、毎年リセットされます。

 

また、年間収益が100万ドルを超えた場合は、15%の手数料を支払う必要がありますが、これは従来の20%から低減されました。

参考:Shopify ブログ(2021年6月):「Shopify Unite 2021 速報:注目の新機能をご紹介」

 

Shopify Partner of the Year 2021 受賞企業の発表

2021年11月に開催されたShopify COMMERCE DAY 2021では、Shopify Partner of the Year 2021受賞企業が発表されました。

Shopify Partner of the Year とは、Shopifyパートナーとして高い実績と評価を持つ企業に贈られる賞のことです。

 

Shopifyパートナーは日本国内で数千社以上がおり、様々な領域においてソリューションの開発やサービスの提供を通じて、日々事業者(マーチャント)のビジネスをサポートしています。

 

パートナーには、「エージェンシーパートナー(ストア構築パートナー)」、「アプリ開発パートナー」、「テーマ開発パートナー」、「アフィリエイトパートナー」の4種類があり、それぞれECサイトの制作やアプリ開発、サイトのデザインのカスタマイズ、アフィリエイトとして紹介する事業を行っています。

 

Shopify COMMERCE DAY 2021では「エージェンシーパートナー」と「アプリ開発パートナー」を対象に、本年度最も多くの事業者を支援し、コミュニティに影響を与え活躍したShopifyパートナーを表彰しました。

参考:Shopifyブログ(2021年11月)『Shopify Partner of the Year 2021 受賞者の発表』

 

Shopify COMMERCE DAY 2021

Shopifyを利用する事業者(マーチャント)とパートナーを対象にしたイベント「Shopify COMMERCE DAY 2021」が昨年11月4日(木)に開催されました。

 

第1部はYouTubeライブの生配信にて600人以上が参加したようです。

 

日本全国の新しい事業者やパートナー向けに、Shopifyの最新動向を知り新たな人と繋がり、コミュニティをつくる機会を提供するために開催されたもので、Shopify Japan史上初のオンラインカンファレンスとなりました。

 

第2部はoVice(オヴィス)を利用したコミュニティ形式で行い、300人以上が参加とおおいに盛り上がっていたようです。

参考:HXDブログ(2021年12月)『Shopify COMMERCE DAY 2021 講演パートを解説!』

 

2022年もShopify Japanの動きに注目

2021年の代表的なニュースをご紹介させていただきましたが、この他にもShopify関連では様々なニュースやアップデートがありましたので気になる方は調べていただけたらと思います。

 

Shopifyは世界的にも成長しており、日本ではグローバル平均を上回る成長を見せています。

 

今後も、Shopify Japanの動きに注目し、みなさまに役立つ情報を発信していきます。

 

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カテゴリー: EC, shopify