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ShopifyとSTORESの違いとメリットについて解説

 

ECサイトを作る場合やリプレイスする場合には商品やサービス、予算、機能などから最適なサービスを選ぶ必要があります。

 

安価なコストで、手ごろに始めることができるECサイト構築システムでは、世界中で最も利用されている「Shopify(ショッピファイ)」と、日本での導入が増えている「STORES(ストアーズ)」は代表的なサービスと言えるでしょう。

 

そこで今回は、ECサイト開設をする際に比較対象となり得る、ShopifyとSTORESの違いとメリットについてご紹介いたします。

Shopifyとは

 

Shopifyを運営しているShopify社はニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しているグローバル企業で、世界175ヶ国100万以上のネットショップがShopifyで運営されています。

グローバルでの流通総額は2,000億USドル(20兆円)を超えており、さらに今後も増加していくことが見込まれています。

参考:https://www.shopify.jp/

 

世界で最も利用されているECサイト構築サービス「Shopify」の利用は日本でも増加してきており、機能が豊富でカスタマイズ性が高いため、機能性の高いECサイトを作りたい場合におすすめのサービスです。

 

参考:ECサイト構築のShopify(ショッピファイ)の特徴や機能、メリットについて解説

 

STORESとは

 

STORESは日本のヘイ株式会社が提供しているECプラットフォームです。

 

2020年1月30日より、サービス名が「STORES.jp」から「STORES」に変わりました。

 

無料プランが用意されているため初期費用・月額費用0円からECサイトを作ることができ、70万以上のネットショップがSTORESを利用して開設されています。

参考:https://stores.jp/

 

初心者でも使いやすい管理画面や操作性が、STORESが人気な大きな理由の1つと言われています。

 

「最短2分でネットショップを作ることができる」と公式サイトに書かれているように、あっという間にネットショップを作ることができます。

 

ShopifyとSTORESの違いとメリットについて

次に、ShopifyとSTORESのどちらが自社に合っているのかを考えるときに確認すべき重要なポイントを見ていきましょう。

 

初期費用について

まず、初期費用はサービスを契約する際に必要な費用ですので、最初に必ず発生する費用と言えるでしょう。

 

ShopifyもSTORESも初期費用は0円となっていますので、どちらも始めやすいサービスとなっています。

 

月額費用について

次に、ECサイトを利用する月額費用はランニングコストとなるため中長期的に見ると大きな金額になる場合もあります。

 

Shopifyはベーシックプランで29ドル(約3,100円)、スタンダードで79ドル(約8,700円)、プレミアムで299ドル(約33,000円)となっています。
※上記金額は、本記事執筆時点(2021/6/21)の米ドル/円のレートで算出しています

参考:https://www.shopify.jp/pricing

 

STORESは月額費用が無料のフリープランと2,178円のスタンダードプランがあります。

参考:https://stores.jp/ec/price

 

月額費用はSTORESの方が安いと言えるでしょう。

 

両サービスとも、まずは低コストのプランで導入運用してみて規模が大きくなってきたらプランをアップグレードするといった使い方もできます。

 

手数料について

手数料は、決済方法などにもよりますが商品が売れるごとに発生する料金です。

 

Shopifyのベーシックプランの手数料は

 

  • 日本のクレジットカード決済の手数料はSHOPIFY ペイメントを利用すると3.4%
  • 海外のクレジットカード決済の手数料はSHOPIFY ペイメントを利用すると3.9%
  • JCBのクレジットカード決済の手数料はSHOPIFY ペイメントを利用すると4.15%
  • paypalなど外部決済サービスを利用の場合にはpaypalの手数料+2%

 

となります。

 

STORESは月額費用が無料のフリープランでは5%、スタンダードプランでは3.5%になります。

 

入金サイクルについて

入金サイクルは売上金が銀行口座に振り込まれるまでのサイクルのことですので、入金サイクルが短ければ短いほど良いと言えるでしょう。

 

Shopify:翌週の金曜日(SHOPIFY ペイメント利用時)

STORES:月末締め、翌月末払い

 

STORESの場合は「スピードキャッシュ」というサービスを利用すると最短で申請の翌日に売上を振り込んでもらうことができますが、スタンダードプランであれば1.5%、フリープランでは3.5%の手数料がかかるので注意しましょう。

 

 

機能について

機能は多機能であれば必ずしも良いというわけではありませんので、自社で利用する機能が含まれているかどうかを確認するのがおすすめです。

 

Shopifyの代表的な機能

数千種類のアプリ

 

STORESもアドオンを追加して機能拡張を行うことができますが、Shopifyは世界各国で利用されていることもあり、提供しているアプリ数は非常に多いです。

 

また、ShopifyはAPIというシステム連携をしやすくするための仕組みを開放しているため、Shopify社以外でも機能の開発を行うことができます。

 

Shopifyを利用しているユーザーはShopifyのストアからアプリを検索して利用することで、ECサイトの利便性や品質をカスタマイズして高めることが可能です。

 

アプリは非常に多くの種類があり、カスタマイズ性が高いと言えるでしょう。

 

弊社が提供しているMAツール「HIRAMEKI XD(ヒラメキクロスディー)」とShopifyではAPI連携が可能で、顧客情報や商品情報、購買情報を自動でインポートする機能もあります。

 

参考:MAツール「HIRAMEKI XD」が世界最大級のEコマースプラットフォーム「Shopify」とAPI連携を開始 ~ DXの中で効果的な顧客体験の提供がポイント ~

多言語に対応

Shopifyはグローバルに提供しているサービスですので多言語対応が行われており、現在50以上の言語を利用できます。

 

海外向けにも販売を行う予定のある企業様にはぴったりのサービスです。

 

決済機能が完備

 

SHOPIFY ペイメントを使用するとクレジットカード決済がすぐに利用可能です。

 

自社でECサイトを構築すると決済システムのつなぎ込みや審査も必要なため時間と費用がかかりますが、ShopifyではSHOPIFY ペイメントがあるため外部決済サービスの連携が不要になります。

 

SNS連携機能

ShopifyInstagramFacebookTwitterPinterestnoteなどの幅広いSNSと連携することができます。

 

SNS連携は、それぞれ必要なアプリをインストールし、連携を行います。

参考:Shopifyブログ『SNSマーケティングとは? 今すぐ実践可能な戦略の立て方を紹介』

STORESのおすすめ機能

アドオンによる機能追加

STORESもShopifyのアプリのような「アドオン」と呼ばれるサービスを利用することで機能を増やすことができます。

 

Shopifyのアプリと比べると種類は限られますが、ショップを自分の好きなようにカスタマイズすることができます。

 

SNS連携機能

STORESInstagramFacebookTwitterとの連携が可能です。

 

リンク欄より各SNSアカウントのURLを登録することで連携できます。

参考:STORES Magazine『STORES でネットショップ開設後にすべき【SNS連携】の方法とメリット』

サポート体制

Shopifyも最近では日本語サイトや情報も充実してきていますが、アメリカ発のECサイト構築サービスであることもあり英語ベースの説明や情報も多いため、英語が苦手な方はSTORESの方がサポートが充実していると感じている場合が多いようです。

 

STORESでは商品写真の撮り方、自分で出来るSEO対策、商品梱包〜発送のポイント

などに関するセミナー(TACOS)も開催しています。

 

プロのレクチャーが受けられるセミナーは無料で誰でも参加可能です。

 

また、最初の商品登録の操作・デザインのコツ・細かい設定方法などのwebセミナーも行っており、全国どこにいても参加可能なのはユーザーにとって利便性が高いと言えるでしょう。

 

ShopifyとSTORESの違いを理解して自社に合った方を利用してみよう

ShopifyもSTORESも共に多くの利用者がいることから人気のサービスと言えるでしょう。

 

自社がどの機能を利用するのか、予算的には問題ないか、将来的な拡張性はどうかと言ったことを考えて自社に合ったサービスを検討してみるのが良いと思います。

 

まずは無料でトライアルを行ってみて利用感を確かめてみるのもおすすめです。

 

※本記事で紹介しているShopify、STORESの各料金プラン、サービス内容・機能などは執筆時点(2021/06/21)の情報になります。最新の情報については、各社サービスのホームページをご確認ください。

 

 

サービスへの問い合わせ

 

カテゴリー: EC